美容・アンチエイジング

美肌の為の正しい洗顔方法【正しい水洗顔の実践方法】

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本記事は、

  • 泡洗顔・・水洗顔・・専門家によっても意見が分かれるけど正しい洗顔方法が知りたい!
  • 洗顔方法をいま一度見直して、本当に正しい洗顔方法を自信もって実践したい!

こんな方々にぜひ読んでいただきたいです。

美肌にとって洗顔方法は非常に重要な選択となります。ただ、本当に正しい洗顔方法については学校でも、家でも誰も基本的には教えてくれません。
なんとなく洗顔料を買って、洗顔している方が多いかと思います。

そこで、S平はスキンケア・洗顔に関する最新研究を大量にインプットし、最新の皮膚医学の研究結果をベースに正しい洗顔方法を明らかにすることにしました。

結論から言いますと、「洗顔料を使った洗顔はお肌のバリア機能を洗い流す危険な行為で、洗顔は水のみ(ぬるま湯)で行うべき」というものです。

本記事では、なぜ「水洗顔」が正しいか?どのように「水洗顔」を実践すべきか?をご紹介したいと思います。

それでは早速見ていきましょう。

【1.正しい洗顔の為の基礎知識】

本章では、“水だけ洗顔”を自信もって実践する上で、理解しておきたいお肌の基礎知識についてご紹介します。

1-1.お肌は水分を閉じ込める“壁”!お肌のバリア機能

まずは以下のお肌の表面を覆うお肌の“壁”である角質層の図をご覧ください。

角質層の図解

人間のお肌は細胞のレイヤーが重なる多重構造になっていますが、その最も外側にあるのが「角質層」です。

この「角質層」こそが外部の刺激から身を守り、内部の水分を保持する役割を担う、美肌にとって非常に重要になる“壁”なんです。
※厚さはたったの0.02mmしかありません!

この“壁”は、5つの要素で構成されています。

  1. 常在菌お肌を病原菌から守る護衛役
    肌の皮脂に住み着いている細菌。よい働きをする菌、悪い働きをする菌がいるが、主な役割は肌のpH値を弱酸性に整えたり、病原菌の繁殖を防ぐ。健やかな肌は常在菌の良いバランスを保っている。
  2. 皮脂膜=肌にふたをし刺激から肌を守り、水分の蒸発も防ぐ金属板
    皮脂膜は肌を覆う油の膜。毛穴から出る皮脂(油)と汗腺からでた汗(水分)がXX:XXの比率で混ざりあって出来ている。良い皮脂膜は常在菌のバランスが良いとされている。
  3. 細胞間脂質=細胞間のすき間を埋めるセメントのような役割!
    内側の水分を逃がさないに間を埋める。セラミドが40%を占める。水分をミルフィーユ状に協力に包み込む。これをラメラ構造といい、ラメラ構造に取り込まれた水分はたとえ湿度が0%になっても蒸発しない!
  4. 角質細胞=お肌にとってのベースである壁にとってのレンガと一緒!
    肌内部の表皮と真皮の境にある表皮幹細胞から基底細胞が生まれ、どんどん肌表面に押し上げられて角質細胞となる。この角質細胞は古くなれば“ターンオーバー=新陳代謝”によって剥がれ落ち、次の新しい角質細胞と交代する。
  5. NMF(天然保湿因子)=細胞内に存在する潤いの元
    角質細胞内にいる水溶性の成分。アミノ酸他20種類の成分で構成されている。水分保持力は細胞間脂質には劣る。

このように角質層というお肌の壁は、5つの要素がそれぞれの働きを守りながら、肌の水分を保ち、外敵から肌を守っています。

実は洗顔料を使った誤った洗顔では、このバリア機能を壊してしまっているのです!!(2章参照)

こちらの書籍を参考にさせて頂きました。
⇒「正しいエイジングケア辞典」吉木伸子

1-2.お肌は自ら汚れを落とす機能を兼ね備えてる!お肌の排泄機能

お肌の外側の皮「表皮」を構成する細胞は、どんどん新しく生まれ変わり、古くなった細胞ははがれ落ちていきます。この細胞の生まれ変わりは“ターンオーバー”といわれており、正常なお肌の場合は28日間ですべての細胞が生まれ変わります。

このターンオーバーの過程で、
●細胞は天然保湿因子や細胞間脂質などの保湿成分を作り出すと同時に、
●自ら剥がれ落ちることで不要な老廃物や汚れを落とします

このようにお肌は自ら汚れを落とす機能をすでにそなえており、本来であれば過剰な洗顔は不要であることがわかるかと思います。

本来であれば理想は、まったく洗顔を必要としないことなんです!

ただし、現実的に、ターンオーバーの力は加齢とともに減少しますし、皮脂は時間が立つと酸化し肌を傷つける過酸化脂質に変性しますし、お肌は排気ガスやほこりなど様々な汚れにさらされるため、洗顔は必要になります。

ただし、洗顔で汚れを落とそう!と意識するのではなく、洗顔はあくまでもこのお肌の排泄機能“ターンオーバー”をサポートするための習慣ということをここでは理解いただければと思います。

2.【誤った洗顔】洗いすぎによるお肌へのダメージ

では実際に、洗顔料で洗顔をした場合、どのようなダメージがお肌にかかるか見ていきましょう。
先ほど紹介したお肌の要素ごとにどんなダメージがあるのか紹介していきます。

  1. 常在菌(護衛)のバランスが失われる
    石鹸により常在菌は洗い流されバランスが乱れてしまうだけでなく、泡洗顔のアルカリ性成分によりお肌はアルカリ性に傾き(肌は本来弱酸性)ニキビや肌荒れの原因となる「悪玉菌」が住みやすい環境を作ってしまいます。
    ※にきびの原因とされている「アクネ菌」はもともと誰の肌にあるもの。にきびが出来るのは、アクネ菌に対抗する「いい菌」が不足するためであり、アクネ菌を退治することよりもお肌の常在菌のバランスを整えることが重要なんです。
  2. 皮脂膜(金属板)が流れ落ちる
    皮脂膜は、お肌を守る天然オイルです。過剰な洗顔をしてしまうと必要以上にこの天然オイルである皮脂膜を取り除き、お肌のバリア機能を低下させます。
    より悪いのは、洗顔料で過剰に皮脂膜を取り続けてしまうと、身体は元の状態に戻ろうといままで以上に過剰に皮脂を分泌してしまいます(この体の性質を恒常性といいます)。過剰に皮脂を分泌した結果、毛穴を通る皮脂の量が増え、毛穴を広げ角栓やにきびなどの肌トラブルの原因となってしまうのです。
  3. 細胞間脂質(セメント)が流れ落ちる
    細胞間脂質は、細胞と細胞の間を埋め、水分をお肌内部に閉じ込めるセメントのような働きをしています。過剰な洗顔により、この細胞間脂質も剥がれ落ちてしまいます。加えて、泡洗顔のアルカリ性成分によりお肌がアルカリ性に傾くと、お水を抱え込んでいるラメラ構造は乱れてしまい、肌の保湿力は激減してしまいます。
  4. 角質細胞(レンガ)が剥がれ落ちる
    前述のとおり、角質細微はターンオーバーという自然なサイクルで、はがらおち新しく生まれ変わります。ただし、洗いすぎることによって、まだ引退する日が来ていない角質細胞までもが剥がれ落ちてしまいます。その結果、まだ未熟で準備の出来ていない細胞がかわりに角質層に入ることになり、天然保湿因子や細胞間脂質の生成が十分に行われず、お肌の保湿・バリア機能が低下し、乾燥や肌トラブルに直結してしまいます。
  5. キメが失われる
    お肌のキメとは、生まれつきお肌に刻み込まれた凹凸のことです。このお肌の凹凸は、皮丘と皮溝と呼ばれており、先ほどの壁で例えるならば、レンガによって形作られた外観がまさにキメにあたります。この凹凸がくっきりと残っているお肌ほど、光を拡散反射させ、美しく透き通って見せます。赤ちゃんのお肌がわかりやすいかと思います。実は、洗顔のしすぎやお肌のこすりすぎは、このお肌のキメである凹凸のすり減るスピードをはやめてしまうのです。

以上、洗顔料を使った洗顔がお肌の各要素に及ぼすダメージでした。
図にすると以下の通りです。

洗顔によるダメージの図解

洗顔料を使った洗顔をしてしまうと、お肌の壁である“角質層”のあらゆる要素にダメージを与えてしまうことわかって頂けたかと思います。

次章では、角質層を傷つけない正しい洗顔方法について解説をしていきます。

3.【正しい“水洗顔”の実践方法】

本章では、洗顔の正しい目的を再定義し、それに合う‟水洗顔”の実践方法を紹介したいと思います。

3-1. 洗顔の目的を再定義しよう

上記のように、洗顔料を過度に使った洗顔方法では、肌を健やかに保つどころか、肌のバリア機能をうばい、ターンオーバーを乱していることが分かるかと思います。

ここでは正しい洗顔の目的は以下と定義します。

お肌に適切な水分・油分を残し、バリアを傷つけることなく

  1. 過酸化脂質を洗い流す
    皮脂腺から出た皮脂は時間とともに酸化して過酸化脂質に変性し肌を傷つけるため、しっかり洗い流すことが重要。
  2. 汚れ(ほこり、垢、菌塊など)を洗い流す
    肌の表面についたほこりや垢などを洗い流してあげ、ターンオーバーの正常な働きをサポートする。

繰り返しになりますが、お肌には自らの肌を健やかに保つ天然のバリアを持ち、汚れが付いた時には自ら汚れを落とすターンオーバーという仕組みをすでに持っています。

毎日の洗顔ではそのような仕組みを壊すのではなく、サポートしてあげる負荷の少ない洗顔を心掛ける必要があります。その答えが、「水洗顔」なのです!!

3-2. 正しい“水洗顔”の実践方法

それでは正しい水洗顔の実践方法を見ていきましょう。

◆用意するもの

  • 33℃以下のぬるま湯
  • ティッシュまたはキッチンペーパー

◆ぬるま湯洗顔5カ条

  1. 適切な温度で
    冷水は、毛細血管の炎症の引き起こし赤ら顔の原因となってしまうため控えましょう。反対に、熱すぎるお湯は、油を溶かし、油分を必要以上に洗い流してしまうため、控えましょう。
  2. 貯め水で
    シャワーを直接当ててしまうと水圧で角質細胞が崩れてしまうので、必ずぬるま湯をためて丁寧に洗顔するようにしましょう。
  3. やさしく洗い
    角質細胞は1/100mmと非常に小さく繊細なので、絶対にこすらないようにやさしく洗顔しましょう。
  4. ティッシュ/キッチンペーパーで
    洗剤に含まれる合成界面活性剤はタオルに残留しやすく、肌バリアを壊すため、可能な限りティッシュやキッチンペーパーを使ってふき取りましょう。純石鹸で洗ったタオルであれば問題なし。
  5. すぐにふき取る
    肌に水分が残っていると、蒸発するときに角質細胞をめくり、お肌内部の水分の蒸発を招くため、すぐにふき取りましょう。

以上、正しい水洗顔の実践方法でした。
おさらいの為、以下図にまとめております。

水洗顔の方法、5カ条

4.【補足】 どうしても洗顔料を使い場合

お肌の機能を改善するためには“洗顔”は本来全くしないことが理想です。ただ、多くの人は子供のころから洗顔料で顔を洗うことは日課になっているため、なかなかやめることはむずかしいですし、お肌もそのような習慣に慣れてしまっています。

美容家のかずのすけさんは書籍の中で洗浄力は段階的に落とすのが良いとも語っている通り、徐々に洗顔の種類を変え、洗浄力を強いものから弱いものへのと変えていくもの、アリだと思います。

石鹸の種類別洗浄力を知りたい方はこちらの書籍をチェック
⇒「自分史上最高の美肌づくり 間違いだらけの化粧品選ぶ」かずのすけ

基本的に、洗顔を使用する場合は、多くの洗顔料に含まれている合成界面活性剤が含まれていない以下のようなものを選びましょう。

  • 石鹸素地だけでつくられている:石鹸素地(脂肪酸ナトリウム/カリウム)だけでつくられたものを選ぶ。でオリーブ油などの植物性油脂や牛脂などの動物性油脂をベースにつくられる。※成分表示には石鹸素地や脂肪酸ナトリウムと表記されている。
  • 添加物を含まない:グリセリンや油脂など使用感をよくするための添加物が含まれる石鹸もあるが、肌へダメージを及ぼすため避ける。

UVケアのための日ごろから水で洗い流せるパウダーファンデをつけているS平は以下の石鹸を使用し始めました。

(Amazonリンク)

【まとめ】正しい洗顔の好循環

  • お肌は角質層という壁に守られており、5つの要素がそれぞれの働きを守りながら、肌の水分を保ち、外敵から肌を守っている。
  • 洗顔料の利用により、お肌の壁である“角質層”のあらゆる要素にダメージを与えてしまう。(常在菌を洗い流す、角質細胞を洗い流す、など)
  • 正しい洗顔とは、お肌に適切な水分・油分を残し、バリアを傷つけることなく、過酸化脂質および角質層に付着した汚れを洗い流すことを目指す
  • その為に、最も効果的な洗顔方法は、33℃以下のぬるま湯を使った水洗顔である。
  • 正しい水洗顔の5カ条を守って、お肌へのダメージの少ない洗顔を実践しましょう!
  • これまで洗顔を使用していた方は、徐々に洗浄力の弱い洗顔を使っていくこともおすすめで、その際には、石鹸素地だけでつくられており、添加物の含まない洗浄力のきわめて弱い石鹸を使いましょう。

※実際に自分でも実践し、その成果をこちらの記事でも随時紹介します。
⇒「正しいスキンケア実践の成果」(執筆中)

参考書籍一覧

-美容・アンチエイジング

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